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PS2開発記

Synthesis

存在自体は前から知っていたんだけど、なんか小説調で長くて読む気がなかった。だけども、今日になってふと流し読みしたら面白かった。というか、割と感動的。不可能を可能にする人達。ただプロジェクトX調なのが気になるんだけどね。

エンジニアたちの会話は通常、数値や専門用語が飛び交う。しかし今回は違った。スペックによる会話ではなく抽象的な表現で交わされたのだ。

「試作の最終的なゴールはどこにあるのですか?」
「柔らかな光があふれて、水面がキラキラ輝いている情景が見えてくるね。」
「猫は猫らしく、ですか」

こうした表現には大きな意味があった。スペックで語るとその時点でエンジニアの発想になってしまう。技術者の言葉だと、最初から技術書の常識の範囲でアイデアを自ら制限してしまうおそれがあるからだ。

思わず、頷いてしまった。

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